今は、子どもがほしくないのですが、どうしたらいいですか?
子どもを出産できる状態にないときには「避妊」をしましょう。
避妊は、男女双方で責任をもってするものです。
あなたが出身国で使っていた避妊法には、日本では認められていないものがあります。
まずは、男性がコンドームをつけましょう。
妊娠した場合、女性の心身には大きな負担がかかります。男性が避妊を拒んだ結果、中絶することになった場合、女性だけがすべての負担を負うのではなく、男性も費用を負担する必要があるでしょう。
日本での妊娠について気をつけること
こころメディ合同会社
避妊は、男女双方で責任をもってするものです。
あなたが出身国で使っていた避妊法には、日本では認められていないものがあります。
まずは、男性がコンドームをつけましょう。
妊娠した場合、女性の心身には大きな負担がかかります。男性が避妊を拒んだ結果、中絶することになった場合、女性だけがすべての負担を負うのではなく、男性も費用を負担する必要があるでしょう。
日本での妊娠について気をつけること
こころメディ合同会社
日本で認められている避妊法
男性用コンドーム
男性がペニスに装着して、精液が女性の膣内に入らないようにするものです。セックスのときだけ使います。避妊だけでなく、性感染症の予防もできます。
薬局、ドラッグストア、コンビニの他、一部の100円ショップで売っています。2個100円のものから1箱12個入り1,000円くらいまで、いろんなタイプがあります。性別や年齢を問わず、誰でも身分証明証(ID)なしで買えます。
表裏を間違えると装着できません。爪で破らないようにしましょう。水洗トイレに流すと詰まるので、ゴミとして処分しましょう。使用期限があるので、日付を確認しましょう。
コンドームの正しい付け方(岩室紳也)
https://www.youtube.com/watch?v=mHHRgFfGnzA&has_verified=1&ab_channel=mangachop
コンドームの正しい付け方 (性教育Youtuberシオリーヌ)
男性がペニスに装着して、精液が女性の膣内に入らないようにするものです。セックスのときだけ使います。避妊だけでなく、性感染症の予防もできます。
薬局、ドラッグストア、コンビニの他、一部の100円ショップで売っています。2個100円のものから1箱12個入り1,000円くらいまで、いろんなタイプがあります。性別や年齢を問わず、誰でも身分証明証(ID)なしで買えます。
表裏を間違えると装着できません。爪で破らないようにしましょう。水洗トイレに流すと詰まるので、ゴミとして処分しましょう。使用期限があるので、日付を確認しましょう。
コンドームの正しい付け方(岩室紳也)
https://www.youtube.com/watch?v=mHHRgFfGnzA&has_verified=1&ab_channel=mangachop
コンドームの正しい付け方 (性教育Youtuberシオリーヌ)
低用量ピル/経口ピル(OC)
女性が毎日決まった時間にホルモンの錠剤を飲むことで、排卵を抑制します。女性が自分の意思で始めることができます。子どもが欲しくなったら、薬を飲むのをやめるだけです。
産婦人科を受診して、医師から処方せんをもらう必要があります。年1~2回の定期受診と血液検査が必要です。セックスをしない日も毎日飲み続けないと、効果がありません。スマートフォンのアプリなどを使って、薬の飲み忘れを防ぎましょう。ピルは血栓症のリスクがあがるので、この薬を飲んでいる間は、禁煙することをすすめます。
月経困難症など治療が目的のときは、健康保険が適用されます。健康保険が適用されているときは、自己負担は3割で、診療と薬代を合わせて1,700円程度です。
避妊が目的のときは健康保険がきかないので、自費診療です。自費診療の場合、病院によって費用と薬を出してもらえる期間が異なります。薬代は薬局によって違います。後発医薬品(ジェネリック薬)は1か月分で2,000円くらいです。先発医薬品は2,500円から3,000円くらいです。
子宮内避妊用具IUD
女性が子宮の中にプラスチックの器具を入れることで、受精卵の着床を妨げます。種類によって期間が異なりますが、3年から10年間有効です。
産婦人科で検査をしたあとで、挿入します。途中で子どもが欲しくなったら、医師に抜去してもらいます。3万円から7万円です。健康保険は使えません。
不妊手術
すでに子どもがいる人など、もう子どもはいらないという場合は、手術を受けることができます。男性の「精管結紮」(パイプカット)は20万円以上、女性の「卵管結紮」は5万円以上かかります。
リズム法
女性の月経周期から、妊娠しやすい日と妊娠しにくい日を予測する方法です。基礎体温を測って月経周期を記録する必要があります。月経周期が不規則な人や、よくわからない人は、この方法で避妊できないこともあるので、他の方法と組み合わせましょう。
女性が毎日決まった時間にホルモンの錠剤を飲むことで、排卵を抑制します。女性が自分の意思で始めることができます。子どもが欲しくなったら、薬を飲むのをやめるだけです。
産婦人科を受診して、医師から処方せんをもらう必要があります。年1~2回の定期受診と血液検査が必要です。セックスをしない日も毎日飲み続けないと、効果がありません。スマートフォンのアプリなどを使って、薬の飲み忘れを防ぎましょう。ピルは血栓症のリスクがあがるので、この薬を飲んでいる間は、禁煙することをすすめます。
月経困難症など治療が目的のときは、健康保険が適用されます。健康保険が適用されているときは、自己負担は3割で、診療と薬代を合わせて1,700円程度です。
避妊が目的のときは健康保険がきかないので、自費診療です。自費診療の場合、病院によって費用と薬を出してもらえる期間が異なります。薬代は薬局によって違います。後発医薬品(ジェネリック薬)は1か月分で2,000円くらいです。先発医薬品は2,500円から3,000円くらいです。
子宮内避妊用具IUD
女性が子宮の中にプラスチックの器具を入れることで、受精卵の着床を妨げます。種類によって期間が異なりますが、3年から10年間有効です。
産婦人科で検査をしたあとで、挿入します。途中で子どもが欲しくなったら、医師に抜去してもらいます。3万円から7万円です。健康保険は使えません。
不妊手術
すでに子どもがいる人など、もう子どもはいらないという場合は、手術を受けることができます。男性の「精管結紮」(パイプカット)は20万円以上、女性の「卵管結紮」は5万円以上かかります。
リズム法
女性の月経周期から、妊娠しやすい日と妊娠しにくい日を予測する方法です。基礎体温を測って月経周期を記録する必要があります。月経周期が不規則な人や、よくわからない人は、この方法で避妊できないこともあるので、他の方法と組み合わせましょう。
日本で認められていない方法
ホルモン剤注射:日本の病院では打ってもらうことはできません。
ホルモン剤インプラント:日本の病院では挿入できません。抜去してもらえる病院もなかなか見つかりません。
避妊シール、避妊パッチ、女性用コンドーム:日本では販売されていません。
ホルモン剤インプラント:日本の病院では挿入できません。抜去してもらえる病院もなかなか見つかりません。
避妊シール、避妊パッチ、女性用コンドーム:日本では販売されていません。
出身国から自分で薬を持ち込むときの注意
自分で使うもの1か月分は、手荷物として持ち込めます。1か月分より多い薬を持ち込むと、税関で「預かり処分」になります。「輸入確認申請書」を医師の処方箋や診断書、薬の商品説明書と一緒に税関に提出します。処方箋は、日本の医師が書いたものでも、出身国の医師に書いてもらったものでも結構です。郵送で申請できます。申請が認められたあと、税関に薬を取りに行きます。自分で行けないときは、委任状を書けば、代理人が受け取ることもできます。
持ち込んだ薬を人に渡したり、売ったりすると「医薬品医療機等法違反」にあたり、1年から2年の懲役または100万円から200万円の罰金刑になります。
参考:厚生労働省関東信越厚生局「医薬品等の輸入手続きについて」
https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/iji/yakkanhp-kaishu-2016-3.html#yakkan-shoumei
持ち込んだ薬を人に渡したり、売ったりすると「医薬品医療機等法違反」にあたり、1年から2年の懲役または100万円から200万円の罰金刑になります。
参考:厚生労働省関東信越厚生局「医薬品等の輸入手続きについて」
https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/iji/yakkanhp-kaishu-2016-3.html#yakkan-shoumei
出身国から薬を送ってもらうときの注意
自分で使う薬を送ってもらうことはできます。ただし、荷物を直接受け取ることはできません。荷物が日本に到着したら、税関が書留はがきで連絡します。医師の診断書と輸入確認申請書を提出して、許可が下りれば税関から発送されます。
送ってもらった薬を人に渡したり、売ったりすると「医薬品医療機等法違反」にあたり、1年から2年の懲役または100万円から200万円の罰金刑になります。
参考:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000145
送ってもらった薬を人に渡したり、売ったりすると「医薬品医療機等法違反」にあたり、1年から2年の懲役または100万円から200万円の罰金刑になります。
参考:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000145
インターネット上の「薬局」に注意
インターネット上で薬を売ることができるのは、薬局の許可をとっている人だけです。薬局の許可をとっていない人が薬を売ると、「医薬品医療機等法違反」にあたり、1年から2年の懲役または100万円から200万円の罰金刑となります。インターネットやSNS上で流通している薬は、使用期限が切れたものや質が悪いものがあるので、使うのは危険です。
参考:厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/topics/tp010401-1.html
参考:厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/topics/tp010401-1.html